貨幣商品説とは!

従来から「貨幣とは何か?」という問いに対し、
「貨幣商品説」と「貨幣法定(契約、協定、法制)説」という二つの考え方がある。

 

そのうちの一つ「貨幣商品説」とは、
「貨幣は物々交換のなかから自然発生的に生まれてきたもので、
貨幣の発生には国家や法制度とは関係ない」という考え方。

 

現在は確かに鋳造貨や紙幣は国が作っているが、
これらが存在する以前から何らかの商品が貨幣として使用されていた。

 

これを国家が後から制度化したのであり、
貨幣の本質は国が定める法制にあるのではなく、
物と物との交換過程で一つの商品が貨幣として自然発生的に生まれてきたとする考え方!

 

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