メルティング・ポイントとは!

メルティング・ポイント(melting point)とは、
一般的には一定圧力のもとで固体が融解しはじめるときの温度のことを言う!
融解点ともいう!

 

金融や通貨で使われる場合、「メルティング・ポイント」とは通貨の含有金属の価値が、
その通貨の額面を超えてしまう価格のことです!

 

そうなると、通貨として使用するよりも、
溶かして金属として売買するほうが得をすることになります!

ハント事件

アメリカの石油会社経営者で投機家のネルソン・バンカー・ハントと
弟のウィリアム・ハーバート・ハントの兄弟が、
1979年から1980年にかけて世界的規模で行った銀の買い占め事件!

 

当時、日本には貴金属が使われている最後の法定通貨である百円銀貨が存在していました。
この百円銀貨が大量に買い占められ大量に輸出され、溶かされて銀として売られました。

 

これがまさにメルティング・ポイントを利用した取引でした。
これ以降は、日本では貴金属が流通通貨に含まれることはありません!
また世界的にも通貨として流通している金貨や銀貨は現在ありません!

 

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