クルーガーランド金貨

南アフリカ共和国造幣局(THE SA MINT )発行の地金型金貨。
1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozの4種類があり、
純度は22K(金91.67%:、銅:8.33%)です。

 

クルーガーランド(Krugerrand)の名称の由来は、クルーガー(KRUGER)が、
トランスバール共和国(南アフリカ共和国の前身の一つ)の大統領だったポール・クルーガー(Paul Kruger)から、

 

そしてランドは南アフリカ共和国の貨幣単位であるランド(RAND)からきたものです。

 

この金貨はかつては日本でも人気がありましたが、
1985年に南アフリカ共和国が行っていた人種差別政策(アパルトヘイト)に対する国際的批判が高まり、

 

各国が貿易を自粛したため地金型金貨としてほとんど輸入されなくなりました。

 

その後マンデラ大統領が黒人で初の大統領になるなど民主化が進み、
黒人政権が樹立された現在は、限定品として僅かに販売されています。

 

日本国内ではどちらかというと収集型金貨としてオークションなどで売買されているようです。

 

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